![]() 実物大モックアップ(右がBA 330) | |
詳細 | |
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乗員数 | 6[1] |
運用状況 | 開発中 |
質量 | 20,000 kg ~ 23,000 kg |
全長 | 9.5 m (31.2 ft)[1] |
直径 | 6.7 m (22.0 ft)[1] |
居住空間 | 330 m3 (11,654 cu ft) |
BA 330 または B330 は、アメリカ合衆国の民間企業ビゲロー・エアロスペースが開発していた、膨張式の宇宙ステーションモジュールである。330 m3 (12,000 cu ft) の内部空間を持つことから、この名前が付けられた。それ以前は、ノーチラス・スペース・コンプレックス・モジュール (Nautilus space complex module) と呼ばれていた。
最初の打ち上げは2021年[2]にアトラスVロケットで予定されており[3]、無重力環境を用いた科学・工学研究での利用が想定されていた。また、将来的には宇宙旅行の目的地としての用途も考えられていた。その他にも、月や火星への有人ミッションにおける宇宙ヨットとして用いることや、国際宇宙ステーション (ISS) への設置も考えられていた[3]。
ビゲロー・エアロスペースは2020年に全従業員をレイオフしており[4]、以後BA 330の打ち上げも行われていない。